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20,November

サッカーdeしりとり vol.12

タッキナルディの「でぃ」より

ディエゴ・マラドーナ



ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(Diego Armando Maradona)

1960年10月30日生まれ 国籍:アルゼンチン
身長166㎝ ポジション:MF

1974~80 アルヘンチノス・ジュニアーズ
1981~82 ボカ・ジュニアーズ (以上アルゼンチン)
1982~84 バルセロナ(スペイン)
1984~91 ナポリ(イタリア)
1992~93 セビリア(スペイン)
1993~94 ニューウェルス・オールドボーイズ
1995~96 ボカ・ジュニアーズ (以上アルゼンチン)

アルゼンチンが生んだ不世出の天才。
17歳で早くも代表デビューを果たすと、1979年には日本開催のワールドユースに出場し、
ディアス(元横浜)とともに日本のサッカーファンを魅了した。

1982年、初めて出場したW杯で2得点を挙げたが、2次リーグのブラジル戦で退場処分を
受けて、アルゼンチンのW杯2連覇は夢と消えた。
鳴り物入りで入団したバルセロナでも怪我などがあって満足いく活躍が出来なかったが、
イタリア南部のクラブ、ナポリへの移籍が再び天才を輝かせるきっかけとなった。

86年W杯。この大会はまさに
「マラドーナの、マラドーナによる、マラドーナのための大会」だった。
得点ランク2位の5得点を上げ、決勝で決勝点をアシストするなどの大活躍で
優勝に大きく貢献したが、ハイライトは準々決勝のイングランド戦。
この試合で歴史に残る2つの伝説のゴールを決めている。
1点目は51分。GKシルトンと浮き球を競り合った際に、とっさに出した手でボールをゴールに
押し込んだ。後に「ゴッドハンド」と呼ばれるゴールである。
歓声と怒号にどよめくスタジアムを、さらに湧かせたのがその僅か3分後。
彼は正真正銘の大天才ぶりを発揮する。
自陣ハーフウェイライン付近でパスを受けると、反転してドリブル開始。
まるで練習のパイロンを避けるように次々とイングランド選手をかわし、
最後はGKをもかわしてゴール。
20世紀最高のゴールとの呼び声が高い「5人抜き」の完成であった。
W杯で世界最高の選手となったマラドーナは、ナポリでも2度のスクデットを獲得し、
さらにUEFAカップをも勝ち取っている。

90年のW杯はドイツに敗れて準優勝となったものの、彼の時代はまだまだ続くと思われた。
しかし、セビリアに所属していた時にコカインの使用で逮捕されると、彼の人生は
一気に急降下して行く。
94年、当時W杯予選落ちの危機にあったアルゼンチン代表に救世主として復帰。
見事プレーオフを制し、自身の再起を賭けてW杯に出場。
ギリシャ戦でゴールを決めて復活を遂げたように思えたが、大会中にドーピングを犯して
大会を追放された。

その後はモデルガンをマスコミへ向けて乱射したり、コカイン中毒になったり、
肥満になったり、引退と復帰を繰り返したりと、寂しい末路をたどった。
2005年現在、ディエゴ・マラドーナはただの豚と化したが、
ピッチ上での彼が紛れもなく「神」であった事には変わりがない。

主なタイトル
1979年ワールドユース優勝
1986年ワールドカップ優勝
スペイン国王杯、イタリア杯、セリエA優勝2回、UEFA杯
セリエA得点王1回
世界最優秀選手1回、南米最優秀選手6回



by whirlwind0164 | 2005-01-12 21:52 | サッカー de しりとり

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