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20,November

世界の美術館展

行ってきました。
神奈川県立近代美術館・葉山館で開催された
「世界の美術館 ~未来への架け橋-25のミュージアム建築~」展。

東海道線で熱海まで行き、そこから乗り換えて大船で下車。
大船からはJR横須賀線で逗子駅へ。
さらに京浜急行バスで葉山まで。
合計約3時間半かかって目的地に到着。

この葉山館は2003年3月に竣工。
まだ1年半余りしか経っていない。
相模湾を一望できる、非常に眺望の良い場所に建てられていて、
建物自体もほぼ直線でデザインされており、スッキリとしていた。
近くには天皇家の御用邸もある。
                     <正面エントランス広場>
世界の美術館展_b0047586_21582723.jpg

                       <海沿いの散策路>
世界の美術館展_b0047586_21585096.jpg

                           <中庭>
世界の美術館展_b0047586_21592739.jpg

さて、肝心の展示の方はどうだったかと言うと、
行って損はなかったと思っている。

アテネオリンピックの競技場を設計した、サンティアゴ・カラトラヴァ。
英国の誇り、ノーマン・フォスター卿。
「ぐにゃぐにゃ建築家」、フランク・O・ゲイリー。
最近は建築雑誌に載らない事はない、ヘルツォーク&ド・ムーロン。
オランダの天才、レム・コールハース。
そして日本代表、RC打ち放しの巨匠・安藤忠雄。
その他にもマリオ・ポッタ、ザハ・ハディッド、スティーブン・ホール、リカルド・レゴレッタ、
ダニエル・リベスキンド、リチャード・マイヤー、ジャン・ヌーヴェル、レンゾ・ピアノなど
普段雑誌でしかお目にかかれない建築家達がデザインした作品の
模型や各種図面、スケッチ等を目に出来たのは、大変貴重な体験だった。

今日が最終日という事もあり、中々の盛況ぶりだった。
俺のように建築の仕事をしているっぽい人も勿論多かったが、
建築やデザインを学んでいるであろう学生の姿も多く見受けられた。

この展示と同時開催していたのが、
「日本から未来へ -Museum by Japanese Architects」
日本人建築家が設計を手がけている、4つの美術館Projectの模型や図面を展示していた。

妹島和世+西沢立衝/SANAAの金沢21世紀美術館(建設中)、
ヨコミゾ・マコトの新富弘美術館(建設中)、
青木淳の青森県立美術館(Project進行中)、
そして坂茂のポンピドゥー・センター・メス分館(Project進行中)と、
まさに今が旬の建築家ばかりだ。
展示はちょっとこじんまりとしていたが、中身は面白かった。

展示をみた後は海岸沿いの散策路をしばし散歩。
潮騒が心地よかった。

帰りに葉山マリーナにでも寄ってみようかと思ったが、今日のところは辞めておいた。
12月としては比較的暖かい日とはいえ、やはり海の近くは寒い。
逗子駅前で遅い昼食をとってから、大人しく静岡に帰った。

貴重な休みを使ってまで見に来た甲斐があった。
出来れば静岡でもこういった催し物をやって欲しいのだが。
往復7時間は疲れるんで・・・。



by whirlwind0164 | 2004-12-19 22:15 | 建築・デザイン・アート

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
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