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20,November

俺とエスパルス 回顧録第1節 ~初観戦~

俺の初エスパ観戦は、1993年6月2日に県営草薙陸上競技場で行われた、
サントリーシリーズ第6節・ヴェルディ川崎戦だった。

初観戦試合に一緒に行った相手は、なんと母親!
当時高校生だった俺が、親と一緒にどこかに出掛けるなんて滅多になかった。
そうゆう年頃だったのである(今も大して変わらないが)。
Jリーグのチケットは当時プラチナチケットだったので、普通では中々取れなかった。
が、母が後援会に入会しており(名義は父)、その恩恵を受けた俺としては、
母だろうが何だろうが一緒に行く相手を選ぶ権利なんてなかった。

それはさて置き、試合は2-4で負けた。
エスパの得点は、エドゥー・サントスと青嶋文明。
当時青嶋は、女優の石田ひかりとの交際が噂されていた。
ひょっとして彼女がスタジアムに応援に来ているのではないかと、
俺もきょろきょろ探した覚えがある。

この試合、負けた事より何倍もショッキングな出来事が起こった。
得点王候補でもあったトニーニョが、怪我で負傷退場してしまったのだ。
しかもその怪我は深刻で、結局シーズンを捧に振ってしまった。
俺の目の前で、膝を抱えてもんどりうつトニーニョ。
今でも鮮明に憶えている。

エスパはニコスシリーズで優勝したヴェルディに次ぐ、2位の成績で涙を飲んだ。
6試合連続無失点などもあり、18試合でわずかに失点9(ヴェルディは10)。
シジマールを中心とした守備力は、リーグ随一だった。
しかし得点は26と、優勝したヴェルディの43には遠く及ばなかった。
トニーニョ不在がもろに響いた形となった。

「もし、トニーニョの怪我がなかったら」と、今でも思うことがある。
スポーツの世界で「if」はナンセンスだが、「if」が許されるなら、
また違った結果になったかもしれない。
少なくとも、直接対決となったヴェルディとの国立決戦で、
トンデモ外人マルコーンに賭ける必要はなかっただろう。
マルコーン・・・忘れたくても一生忘れられそうにない名前である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とまあ、最後は愚痴になってしまったが、初観戦試合の内容はヴェルディの完勝だった。
Jの前身、日本リーグ時代は読売クラブのファンだった俺だが、
この日を境に、ヴェルディが憎しみの対象となったのは言うまでもないだろう。

↓エスパのメンバー(監督:エメルソン・レオン)

GK真田雅則、DFマルコ・アントニオ、内藤直樹、堀池巧、平岡宏章(青嶋文明)
MF大榎克己、トニーニョ(杉本雅央)、澤登正朗、FWエドゥー、長谷川健太、向島建
SUB:斉藤浩史、太田貴光、大滝勝巳

スゲーなぁ・・・ほぼ4トップと言っていい。
現代サッカーじゃ有り得ない布陣!
負けたけど・・・

続く



by whirlwind0164 | 2004-10-26 21:31 | エスパルス

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
by whirlwind0164
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